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科目名/Course: 公衆衛生看護学原論/ | |
科目一覧へ戻る | 2025/03/25 現在 |
科目名(和文) /Course |
公衆衛生看護学原論 |
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科目名(英文) /Course |
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時間割コード /Registration Code |
51211601 |
学部(研究科) /Faculty |
保健福祉学研究科 博士前期課程 |
学科(専攻) /Department |
看護学専攻 |
担当教員(○:代表教員)
/Principle Instructor (○) and Instructors |
○森永 裕美子 |
オフィスアワー /Office Hour |
森永 裕美子(前期;月曜日 4限または5限 6304室) |
開講年度 /Year of the Course |
2025年度 |
開講期間 /Term |
前期 |
対象学生 /Eligible Students |
1年,2年 |
単位数 /Credits |
2 |
更新日 /Date of renewal |
2025/02/28 |
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使用言語 /Language of Instruction |
日本語 |
オムニバス /Omnibus |
該当なし |
授業概略と目的 /Cource Description and Objectives |
【概略】公衆衛生の理念のもとに公衆衛生看護の目的を理解し、保健師としての使命と質保証およびその責任にについて理解し、地域の看護専門職として保健活動を展開することの意味について探求する。また、活動を展開するにあたり、課題探求のとらえ方、エビデンスの構築およびエビデンスに基づく活動に関して知見を広めると共に、情報科学技術を活用しながら活動展開することの意義について探求する。 【目的】社会的公正を活動の規範とし、地域?職場?学校での人々の健康な生活とQOLの向上及び社会の安寧に寄与することが使命であることの理解と専門職業人としての責務を果たすことができるようになるために、基盤となる知識を身に付ける。 |
履修に必要な知識?能力?キーワード /Prerequisites and Keywords |
プロフェッショナリズム、アドボカシー、アカウンタビリティ、公平性、公共性 |
履修上の注意 /Notes |
学部での地域看護学概論または公衆衛生看護概論は復習しておくこと。 |
教科書 /Textbook(s) |
公衆衛生看護学テキスト①公衆衛生看護学原論 第2版 麻原きよみ責任編集 医歯薬出版株式会社 |
参考文献等 /References |
新版 保健師業務要覧 第4版 2025年版 日本看護協会出版会 |
自主学習ガイド /Expected Study Guide outside Coursework/Self-Directed Learning Other Than Coursework |
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資格等に関する事項 /Attention Relating to Professional License |
保健師国家試験受験資格必須科目 |
アクティブラーニングに関する事項 /Attention Relating to Active Learning |
本授業では次のアクティブ?ラーニングを採用しています。グループワーク、課題テーマのプレゼンテーションの実施を予定しています。 |
実務経験に関する事項 /Attention Relating to Operational Experiences |
本科目は、行政の保健師として20年の実務経験のある教員が、その実務経験を活かして、理論と実践を連動させた教育内容です。 また、必要に応じて、地域の実践者を特別講師として招き、講義で学んだことを具体的実践内容と照らし合わせながらの科目となります。 |
備考 /Notes |
対面授業を前提とし、状況によって一部または全部をオンライン授業で実施する可能性があります。 |
No. | 単元(授業回数) /Unit (Lesson Number) |
単元タイトルと概要 /Unit Title and Unit Description |
時間外学習 /Preparation and Review |
配付資料 /Handouts |
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1 | 1 | [公衆衛生看護としての使命と質保証①] 健康の社会的公正、人権と自律、健康と安全 公正な社会環境の構築?創造 |
学部での地域看護学概論または公衆衛生看護概論内容を復習のこと | |
2 | 2 | [公衆衛生看護としての使命と質保証②] すべての人々?コミュニティを対象とする公衆衛生 憲法や国連等で保障された人権 |
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3 | 3 | [公衆衛生看護としての使命と質保証③] 社会的に不利益な立場にある個人、家族への人権擁護、および保健師の行うアドボカシ―行為、意思決定 |
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4 | 4 | [公衆衛生看護のにおける倫理的姿勢] 倫理的問題とその対処 |
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5 | 5 | [専門性向上のための自律的学習] 経験学習、リフレクション |
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6 | 6 | [地域と社会における公衆衛生看護の概念①] 公衆衛生看護の歴史、社会の様々な変化に対応しながら人々と地域社会の健康を衛る公衆衛生看護の目的?責任 |
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7 | 7 | [地域と社会における公衆衛生看護の概念②] 関連する法律と施行規則、通知について |
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8 | 8 | [地域と社会における公衆衛生看護の概念③] 保健師活動指針の意味と必要性 |
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9 | 9 | [公衆衛生看護活動における課題探求のとらえ方] 理論モデル ①コミュニティアズパートナーズモデル ②プリシードプロシードモデル |
理論及び概念のテーマ別に調べ、プレゼンテーション準備を行う | |
10 | 10 | [公衆衛生看護実践の質向上?可視化に資するための研究的思考①] 社会環境の変化と健康課題(決定要因) |
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11 | 11 | [公衆衛生看護実践の質向上?可視化に資するための研究的思考②] 公衆衛生看護におけるエビデンスの活用 ③エンパワメント、コミュニティエンパワメント ④ヘルスビリーフモデル |
理論及び概念のテーマ別に調べ、プレゼンテーション準備を行う | |
12 | 12 | [公衆衛生看護実践の質向上?可視化に資するための研究的思考③] ⑤トランスセオレティカルモデル ⑥ヘルスプロモ―ションとポピュレーションアプロー チ、ハイリスクアプローチ |
理論及び概念のテーマ別に調べ、プレゼンテーション準備を行う | |
13 | 13 | [公衆衛生看護学における研究の必要性と意義] 公衆衛生看護活動の評価について |
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14 | 14 | [保健医療情報とシステムの活用] 保健医療情報管理の在り方、データベースの活用 |
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15 | 15 | [国際社会における公衆衛生看護の概念] WHOの動向、SDGsに向けた公衆衛生看護の目的 |
各自事前に調べ、個々の見解をプレゼンする | |
16 | 16 | [定期試験] 定期試験 |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
知識?理解 /Knowledge & Undestanding |
技能?表現 /Skills & Expressions |
思考?判断 /Thoughts & Decisions |
伝達?コミュニケーション /Communication |
協働 /Cooperative Attitude |
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1 | 公衆衛生および公衆衛生看護の氏名として、保健師の立場から健康に資する社会的公正や人権と自律、健康と安全について説明できる(A-1) | ○ | ○ | |||||
2 | 地域の人々の基本的人権である健康と生活を護る保健師としての責務?倫理規範について説明することができる(A-1) | ○ | ○ | |||||
3 | 健康で安全な生活を保障する公衆衛生看護の役割や活動を理解し、説明することができる(A-1) | ○ | ○ | ○ | ||||
4 | 公衆衛生看護が社会に一部であると認識し、公衆衛生、社会保険、社会福祉、地域保健、産業保健、眼光保険、環境保健、健康危機管理の基本的な考え方と制度について説明することができる (A-1) | ○ | ○ | ○ | ||||
5 | 健康課題解決のために研究や情報?科学技術(GIS、KDB等)?ビッグデータを活用する意義を説明できる(A-1)。 | ○ | ○ |
No. |
到達目標 /Learning Goal |
定期試験 /Exam. |
プレゼンテーション | ||||
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1 | 公衆衛生および公衆衛生看護の氏名として、保健師の立場から健康に資する社会的公正や人権と自律、健康と安全について説明できる(A-1) | ○ | ○ | ||||
2 | 地域の人々の基本的人権である健康と生活を護る保健師としての責務?倫理規範について説明することができる(A-1) | ○ | |||||
3 | 健康で安全な生活を保障する公衆衛生看護の役割や活動を理解し、説明することができる(A-1) | ○ | ○ | ||||
4 | 公衆衛生看護が社会に一部であると認識し、公衆衛生、社会保険、社会福祉、地域保健、産業保健、眼光保険、環境保健、健康危機管理の基本的な考え方と制度について説明することができる (A-1) | ○ | |||||
5 | 健康課題解決のために研究や情報?科学技術(GIS、KDB等)?ビッグデータを活用する意義を説明できる(A-1)。 | ○ | |||||
評価割合(%) /Allocation of Marks |
80 | 20 |